導入
コンパレータを使ってLEDをON/OFFする回路を作成してみましょう!
コンパレータは、過電圧の検出や温度の検出など、様々な場面で使用される電子部品です。 この基本的な回路を理解すると、電子工作の幅が広がります。
今回作るもの
可変抵抗を使って電圧を調整し、ある一定の電圧を超えたらLEDがON/OFFする回路を作成します。
使用したもの
- 電源×2:5V、3.3V
- 抵抗 計4個:10kΩ×2、5k、330Ω
- 可変抵抗×1:(0~10kΩ)
- コンパレータ:LM393G
- LED
- ブレッドボード
- ジャンパ線
今回使用したものは下記です。

集積回路チップ、150個10タイプICチップ詰め合わせキット、デュアル/クワッドオペアンプオペアンプ

回路図

動作の仕方
コンパレータは2つの入力電圧を比較し、出力を決定します。
- 基準電圧(例:1.1V)以上 → LEDが消灯 💡❌
- 基準電圧未満 → LEDが点灯 💡(ON)
可変抵抗を調整することで、LEDが点灯・消灯する電圧を変更できます。
動作の確認
際に回路を組んで動作を確認しましょう。
- 回路をブレッドボードに組む。
- 可変抵抗を調整しながらLEDのON/OFFを確認。
- 基準電圧を変更すると、LEDの動作が変化することを確認。
まとめ
コンパレータを使うことで、シンプルな電圧検出回路を作成できました。 この仕組みを応用すれば、温度センサーや電圧監視回路など、さまざまな用途に活用できます。
次回は、トランジスタと組み合わせた応用回路も紹介したいと思います!
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