導入
「マイコンを使わずにアナログ信号を作りたい」
「デジタルアナログ変換を、目で見て仕組みを理解したい」
そんなあなたにピッタリな電子工作があります。
それが今回紹介する――スライドスイッチで操作する4ビットR-2Rラダー型DACです!
📹 動作の様子はこちら ☟
🔰 R-2Rラダー型DACってなに?
R-2Rラダー型DACは、たった2種類の抵抗値(Rと2R)だけを使って、デジタル信号をアナログに変換する超シンプルな回路。
今回は4ビット構成で16段階の電圧を出力します。
回路図

使用するもの
部品名 | 用途 | リンク |
抵抗 (10kΩ、20kΩ) | R/2R用 | https://amzn.to/43QR8V6 |
スライドスイッチ(4個) | 各ビット制御用 | https://amzn.to/3XZnrNT |
ブレッドボード | 配線用 | https://amzn.to/42szVid |
ジャンパ線 | 配線用 | https://amzn.to/42szVid |
9V電池 or アダプター | 電源 | https://amzn.to/3G75GpP |
マルチメータ | 測定器 | https://amzn.to/3G1Evg6 |
回路の仕組み
- 9V電源とスライドスイッチで4ビットのデジタル信号を作成
- 抵抗をR-2Rの形に並べて、スイッチの状態をアナログ電圧に変換
- 出力をマルチメータに繋いで電圧の階段状変化を確認!
0〜15(4bit)の値に対応して、0V〜約9Vまで16段階に変化します。
📹 実際の動作動画
📝 まとめ:シンプルな構成でアナログ変換を学べる回路
今回紹介した4ビットR-2Rラダー型DACは、以下のような特徴を持つシンプルな回路です:
- 抵抗2種類とスライドスイッチのみで構成可能
- 出力は16段階の電圧(理論上は0V〜約9V)として得られる
学習用途やちょっとした実験にも適しており、電子回路の基礎であるD/A変換の仕組みを手軽に理解できます。
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